曽我社会保険労務士事務所

〒 262−0033
千葉県千葉市花見川区幕張本郷 1−11−3
ワコービル 2F

TEL : 043-275-1757

FAX : 043-275-1758

Q & A 【回答者:所長 曽我 浩】

Q:学生は、国民年金の保険料を支払わなくてもいいのですか?

日本国内に住むすべての人は、20歳になった時から国民年金の被保険者となり、国民年金険料の納付が
義務づけられていますが、学生については、申請により在学中の保険料の納付が猶予される「学生納付
特例制度
」が設けられています。

学生納付特例制度」とは、
所得の少ない学生が、国民年金保険料の納付を先送り(猶予)できる制度です。

所得の少ない学生=「学生本人の所得が一定以下
(118万円+扶養親族等の数×38万円+社会保険料控除等)であること」が要件となります。
(家族の所得の多寡は問わず、あくまでも学生本人の所得)
また、「学生」とは、大学(大学院)、短期大学、高等学校等、その他夜間・定時制課程や通信課程の方も
含まれますので、ほとんどの学生の方が対象となります。

制度を適用するには、「学生納付特例申請書」に、学生証のコピー等を添付して卒業予定年月日を申告
します。(申請先は、お住まいの市区役所や年金事務所、通っている学校です)

申請後は日本年金機構から「承認通知書」または「却下通知書」が届きます。
承認通知書が届いた場合、承認期間は4月~翌年3月の1年間となります。
却下通知書が届いた場合、保険料を納付する必要があります。
毎年4月頃に、申請しなければいけません。

学生納付特例制度を利用するメリットは、
①学生納付特例期間中に、怪我や病気、事故などで障害が残ったときに、保険料を納めていた人と同じ
ように障害基礎年金を受け取ることができる
②学生納付特例期間中は、老齢基礎年金を受け取るために必要な期間(受給資格期間)に算入される 
等があります。

ただし注意していただくことは、将来受け取る年金の受給資格期間には算入されますが、年金額には
反映されない
ということです。
学生納付特例期間については、10年以内(例えば、平成28年4月分は平成38年4月末まで)であれば、
保険料をさかのぼって納めること(追納)ができ、追納できれば、将来受け取る年金額を増額すること
ができます。